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ガウス形分布光ファイバモードを用いた非線形光ファイバカプラの数値解析
今井 正明 安達 敏春 高松 研 今井 洋
誌名
電子情報通信学会論文誌 C
Vol.J79-C1
No.9
pp.363-369 発行日: 1996/09/25 Online ISSN:
DOI: Print ISSN: 0915-1893 論文種別: 論文 専門分野: 光エレクトロニクス キーワード: 非線形ファイバカプラ, 非線形結合係数, ガウス形モード分布, 光波長フィルタ,
本文: PDF(414.2KB)>>
あらまし:
非線形光ファイバカプラの伝搬モードをガウス形分布近似することにより,エバネッセント場の重なりを考慮に入れて非線形結合特性を数値解析した.コア半径4μm,コア間隔5μm,コア屈折率1.455,非線形屈折率1.1×10-13esuの場合,波長1.06μmのときJensenの論文[1]における平面波近似では非線形結合係数Q3=3.7×10-12cm-1,Q4=Q5=0となる.一方,ガウス形分布近似ではQ3=2.5×10-12cm-1,Q4=2.2×10-14cm-1,Q5=7.3×10-14cm-1となりQ4,Q5は無視できない.このコア間隔を広くすると完全結合の周期が長くなること,また波長が長くなるとその周期が短くなることがわかった.更に,非線形結合特性の波長依存性についても計算して,急しゅんな帯域フィルタになることを確認した.
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