梯子状地導体形コプレーナ線路(LGCL:Ladder Grounded Coplanar Line)

昆野 舜夫  

誌名
電子情報通信学会論文誌 C   Vol.J79-C1   No.11   pp.439-445
発行日: 1996/11/25
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 0915-1893
論文種別: 論文
専門分野: マイクロ波,ミリ波
キーワード: 
高速伝送線路,  マイクロ波集積回路,  高速ディジタルIC,  地導体,  

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あらまし: 
高速ディジタルICやMMICなどの超高周波ICへの作り込みが容易な,新型の伝送線路,Ladder Grounded Coplanar Line(LGCL)を提案し,その特性を解析と実験の両面から検討した.LGCLは,地導体を梯子状に間引いて,伝送線路特性を制御するところに特徴があり,マイクロストリップ線路に比べ,誘電体膜の厚さを格段に薄くすることができる.またLGCLの基本構成要素である梯子状の地導体は,コプレーナ線路を用いる際必要な,中心導体で分割された地導体を同一ポテンシャルに保つための“ブリッジ”の役目もしている.このため通常のコプレーナ線路に比べ,設計性が高いだけでなく,2層配線構造にLGCLを適用すると,伝送線路と大容量のキャパシタが同時に実現できる等の特徴がある.