高度測定用レーダのための同一航空機判別法

北折 潤
長岡 栄

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J79-B2    No.1    pp.61-68
発行日: 1996/01/25
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Print ISSN: 0915-1877
論文種別: 論文
専門分野: 宇宙・航行電子システム
キーワード: 
高度推定,  幾何学的高度,  航跡判別,  NAMS,  

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あらまし: 
筆者らは,航空路の管制間隔短縮を支援するために,航空機の幾何学的高度を測る高度監視装置を提案してきた.この装置は,航空機の高度推定に用いる航跡データを2台のレーダで非同期に取得する.監視対象空域を複数機が飛行している場合,高度推定を行うには二つのレーダの間で航跡を対応付け,同一航空機のデータを抽出する必要がある.本論文では航跡の対応付けの手法を提案する.この手法では,まず各レーダで得られた航跡データから特徴量(パラメータ)を抽出し,つぎにパラメータ値をもとに対応する航跡を判別する.判別基準はパラメータ値の差とパラメータ推定の標準偏差の定数倍を比較する方法を採用している.また,本手法の検証のため航跡疑似データを用いてコンピュータシミュレーションを行った.本論文では提案手法の有効性を確認し,また推定パラメータの分布に関する特徴を示す.