SDH網構造の生成評価法

間瀬 憲一  倉上 弘  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J79-B1   No.9   pp.593-602
発行日: 1996/09/25
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Print ISSN: 0915-1885
論文種別: 論文
専門分野: 通信網,通信サービス
キーワード: 
網構成,  SDH,  伝送路網,  クロスコネクト,  

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あらまし: 
世界標準の新たな同期ディジタルハイアラーキ(SDH)の導入が世界的に進展しており,これに伴って伝送路網の網構成をSDHに適したかたちで再構築するための方法論が重要になっている.この問題を最適化問題として定式化したとしても,いくつかの理由で実用的な解が得られるとは限らず,簡易で実用的な方法が望まれている.本論文では,伝送設備を収容する管路の設定ルートやビルの位置は与えられているものとし,伝送システムの設定法やクロスコネクト装置の配備法を提案する.具体的には,階層的な伝送路網構成を前提とし,各エリヤにおいてノードコストとリンクコストのバランスを考慮し,経済的な伝送路網を構成するための設計法を示す.この設計法にはクロスコネクト次群,パス大束化の指標となる最小回線需要,パス割当区間等のパラメータが含まれており,これらの値を変更することにより,伝送路網構造のバリエーションが系統的に生成される.本設計法により,容量やコスト特性の異なる複数の伝送システム,クロスコネクト装置の使い分けに関する指針が得られる.