ASK,FSK,PSK単調単一モード光ファイバ伝送における誘導ブリルアン散乱利得のPNパターン周期依存性

林 義博  大川 典男  伊藤 武  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J79-B1   No.11   pp.747-756
発行日: 1996/11/25
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Print ISSN: 0915-1885
論文種別: 論文
専門分野: 光通信方式
キーワード: 
誘導ブリルアン散乱(SBS)利得,  ASK,  FSK,  PSK,  疑似ランダムパターン周期,  信号電力スペクトル,  単一モード光ファイバ伝送システム,  

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あらまし: 
信号伝送特性は通常疑似ランダム信号を用いて評価する.本論文では,単一モード光ファイバでの誘導ブリルアン散乱(SBS)効果に着目して,疑似ランダムパターンを信号とする場合の伝送特性について検討する.M系列PNパターンを信号源として,CPFSK,不連続位相FSK,ランダム位相FSK,ASK,ランダム位相ASK,PSKの各形式により変調する光信号のスペクトルを算出し,信号源がランダムである場合との差を明らかにする.それをもとに,SBS利得のPNパターン周期依存性を解明し,ランダムとみなし得るPNパターンの最小周期(Nt)を明らかにする.Ntの値は,伝送ビットレートと共に増加し,2.5,および10Gbpsでそれぞれ6,および8である.CPFSKおよびASKでのSBS利得低減の実測結果は,PNパターン周期依存性,変調指数依存性に加えて,SBSの有無に伴うスペクトル形状変化の諸側面で解析結果とよく一致する.