均等写像を用いた質問応答型直接個人認証方式ののぞき見攻撃に対するさまざまな安全特性について

古原 和邦  今井 秀樹  

誌名
電子情報通信学会論文誌 A   Vol.J79-A   No.8   pp.1352-1359
発行日: 1996/08/25
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DOI: 
Print ISSN: 0913-5707
論文種別: 特集論文 (暗号と情報セキュリティ論文小特集)
専門分野: 
キーワード: 
個人認証,  パスワード,  のぞき見,  成り済まし,  質問応答,  

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あらまし: 
現在広く利用されているパスワードを直接入力する個人認証方式には,第三者が正当な利用者の入力した情報をのぞき見ることで簡単にその利用者に成り済ますことができるという問題点がある.一方,ゼロ知識対話証明やOne-Timeパスワードを利用する個人認証方式には,証明者がICカードや計算機などのメモリや演算能力を利用しなければ認証を受けることができないという問題点がある.そこで,余分なメモリや演算装置を必要とせず,なおかつ入力過程ののぞき見に強い個人認証方式,(本論文では質問応答型直接個人認証方式とよぶ)が提案されている.しかしながら,質問が秘密情報の属する集合から返答集合への均等写像すべてからランダムに選ばれる場合,そののぞき見攻撃に対するさまざまな安全特性についての理論的解析は十分行われていない,本論文では,このような均等写像を用いた質問応答型直接個人認証方式ののぞき見攻撃に対するさまざまな安全特性について理論的な解析を行う.