設計意図を考慮にいれた事例ベース設計支援

山岡 孝行  西田 正吾  

誌名
電子情報通信学会論文誌 A   Vol.J79-A   No.2   pp.175-186
発行日: 1996/02/25
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Print ISSN: 0913-5707
論文種別: 特集論文 (ヒューマンコミュニケーション論文特集)
専門分野: 知的活動・コミュニケーション支援
キーワード: 
意図理解,  設計支援,  協同作業,  事例ベース推論,  知識ベースシステム,  

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あらまし: 
設計支援では,設計者の意図を考慮し,有効に利用していく支援形態が重要視されているにもかかわらず,それを明確な射程に入れた支援方式を提示した研究は少ない.本論文では,事例ベース推論(CBR:Case-Based Reasoning)の枠組みに基づき,対話的に設計者の意図を推定し,その意図に応じた情報提示による設計支援方式を提案する.CBRを採用することにより,意図に関する厳密な規則記述の回避と多様な情報提示機能の実現が可能となる.本方式が目指す支援の基本的形態は,情報検索・提示により人間の設計活動の促進を図るものであり,設計の自動化ではない.また,本手法に基づくYAAD(Yet Another computer-Aided Design system)の実装と動作例を紹介し,試用を通して特長と機能の有効性を明らかにする.