係数変化型学習法とその手書き文字認識への応用

猿田 和樹  孫 寧  安倍 正人  根元 義章  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J78-D2   No.6   pp.973-981
発行日: 1995/06/25
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DOI: 
Print ISSN: 0915-1923
論文種別: 論文
専門分野: バイオサイバネティックス,ニューロコンピューティング
キーワード: 
係数変化型学習法,  学習係数,  シグモイド関数,  収束率,  

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あらまし: 
近年広く応用されているバックプロパゲーション法は,ローカルミニマム等による学習停止のため,期待される状態まで学習が収束しない場合がある.本論文では,バックプロパゲーション法における学習停止の原因の一つは,ユニットの出力値がシグモイド関数の飽和領域にあるときの結合荷重の修正量にあると考え,従来では固定パラメータとして用いられている学習係数を,ユニットの出力値によって変化させる係数変化型学習法を提案する.XOR問題のシミュレーション実験では,BP法に比べ,提案法が高い収束率(期待される状態への収束率)が得られたことを示す.更に,提案法を手書き類似文字認識に適用し,認識実験を行った結果,十分な認識性能が得られたことを示す.