濃淡画像の区分線形近似におけるブロック分割方法

大島 透  長谷川 誠  古川 貴雄  山崎 一生  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J78-D2   No.5   pp.776-782
発行日: 1995/05/25
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 0915-1923
論文種別: 論文
専門分野: 画像・パターン認識,コンピュータビジョン
キーワード: 
ブロック符号化,  区分線形近似,  スプリットアンドマージ,  累積2乗誤差,  

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あらまし: 
ディジタル濃淡画像の区分線形近似を用いたブロック符号化について述べる.輝度値の局所的な変化に応じて画像領域を非等長のブロックに分割し,各ブロックの輝度値を4頂点の輝度値を用いて2枚の三角平面パッチにより近似する.画像領域を非等長のブロックに分割するトップダウン,ボトムアップ,これらを一般化したスプリットアンドマージの三つの方法における計算量を検討する.256×256画素の画像に対しては,初期ブロックサイズを17×17画素のブロックから分割あるいは統合を開始する場合に計算量は最小となることを示す.また,ブロック内の累積2乗誤差をもとに定義した評価量を用いて分割すると,標準画像ITE肌色チャートの場合,平均2乗誤差をもとに定義した評価量を用いたときに比べて,再生画像のSNRが1~2[dB]向上する.また,平たん部の多い画像の場合にはJPEGよりも圧縮効率が高いことを確認した.