SCブートストラップ形単安定マルチバイブレータを用いたm倍パルス数発生回路とその応用

佐々木 博文  矢原 充敏  藤本 邦昭  上野 文男  

誌名
電子情報通信学会論文誌 C   Vol.J78-C2   No.6   pp.331-338
発行日: 1995/06/25
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Print ISSN: 0915-1907
論文種別: 論文
専門分野: 電子回路
キーワード: 
スイッチトキャパシタ,  ブートストラップ,  無安定マルチバイブレータ,  単安定マルチバイブレータ,  パルス数,  

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あらまし: 
スイッチトキャパシタブートストラップ回路とRS-フリップフロップを用いて構成した単安定マルチおよび無安定マルチ,ゲート回路から成る提案するm倍パルス数発生回路は,無安定マルチの発振出力によってスイッチトキャパシタを駆動する回路構成であるので,回路間における同期上の問題が全くなく,また,入力パルス数に対する出力パルス数の比は直線的に変化する階段波のゲート電圧で決定されるので,出力パルス数が大になってもその動作は非常に安定である.出力パルス数は単安定マルチを構成する時定数回路のコンデンサの値を変えるだけで大きく可変とすることができ,かつ回路定数のみで決まる簡単な数式で表され,その計算値と測定値がよく一致する.この形式の単安定マルチを縦続に複数個接続することにより,非常に大きいパルス数を容易に得ることができると共に,1/n分周器と縦続接続することによって簡単にm/nパルス数を得ることができる.更に,m倍パルス数発生回路の前段にレベルコンパレータとトリガ発生回路を設けると交流信号の電圧レベルをパルス数に変換する回路として簡単に応用することができることについて明らかにした.