マルチモーダル対話システムMultiksDial

神尾 広幸  松浦 博  正井 康之  新田 恒雄  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J77-D2   No.8   pp.1429-1437
発行日: 1994/08/25
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Print ISSN: 0915-1923
論文種別: 特集論文 (マルチモーダルインタフェースと要素技術論文特集)
専門分野: マルチモーダルインタフェース
キーワード: 
マルチモーダル対話,  ユーザインタフェース,  不特定話者認識,  ワードスポッティング,  音声規則合成,  タッチパネル,  

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あらまし: 
本論文では,音声入出力を中心としたマルチモーダル対話システムMultiksDialについて述べる.このシステムは,入力手段に音声認識装置とタッチパネル,出力手段に音声規則合成装置とディスプレイを備え,入出力の双方をマルチモーダル化していることが特長である.また補助入力手段に光電センサを使用し,ユーザの状況を検知しながら操作ガイダンスを提示することによって,スムーズな対話を実現している.MultiksDial上に情報案内システムを構築し,ユーザインタフェースの操作性を評価する.入力手段の比較実験結果から,直接指示可能な音声入力は,階層的な指示を必要とするタッチ入力よりも速く操作を完了できること,また初心者では,操作ガイダンスを合成音声で提示することにより,スムーズな対話が行えることを示す.これらの事実から,対話チャネルのマルチモーダル化は,ユーザとシステムとの対話をより効率よく行うのに有効であることが確認された.