差分時間領域法による高温超伝導コプレーナ線路の解析

平 雅文  久保 隆之  北村 敏明  倉薗 貞夫  

誌名
電子情報通信学会論文誌 C   Vol.J77-C1   No.2   pp.81-87
発行日: 1994/02/25
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 0915-1893
論文種別: 論文
専門分野: マイクロ波,ミリ波
キーワード: 
差分時間領域法,  超伝導,  コプレーナ線路,  損失,  分散,  光変調器,  

本文: PDF(420.5KB)>>
論文を購入




あらまし: 
分散性媒質に適用できる差分時間領域法(frequency-dependent finite-difference time-domain method)を用いた高温超伝導コプレーナ線路の解析について報告する.2流体モデルから得られる超伝導体の複素導電率を差分時間領域法に組み込むことにより解析する.LaAlO3基板上にYBCO薄膜で形成された高温超伝導コプレーナ線路を基板の誘電損を考慮して解析し,Kesslerらの結果と比較して本手法の有効性を確認する.超伝導体厚を変化させた場合の検討や,常伝導コプレーナ線路との特性の比較を行い,その低損失性および低分散性を明らかにする.また,導波路形光変調器の進行波形電極として高温超伝導線路を用いることが提案されている.本論文では,LiNbO3基板上にYBCO薄膜で形成された高温超伝導コプレーナ線路について基板の異方性や損失をも考慮してその特性を明らかにし,優れた進行波形電極が構成できることを示す.