VQひずみ,離散/連続HMMによるテキスト独立形話者認識法の比較検討

松井 知子  古井 貞煕  

誌名
電子情報通信学会論文誌 A   Vol.J77-A   No.4   pp.601-606
発行日: 1994/04/25
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Print ISSN: 0913-5707
論文種別: 論文
専門分野: 音声
キーワード: 
話者認識,  テキスト独立,  ベクトル量子化,  エルゴード的HMM,  発声変動,  

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あらまし: 
VQ(ベクトル量子化)ひずみ,および離散/連続エルゴード的HMM(隠れマルコフモデル)による話者認識実験の比較を行い,発声変動(発声内容の違い,時期的な変動,発声速度の変化)に対する頑健性の観点から,それらの手法の有効性について検討する.連続HMMの性能は離散HMMに比べてはるかに良いこと,また,VQひずみの性能とほぼ等しいことを示す.特に,学習データ量が十分でない場合には,VQひずみの方が連続HMMよりも認識率が良い.状態間の遷移情報は個人差の表現にほとんど寄与しないため,状態数の増加と状態内の混合分布数の増加は同じ効果があり,認識性能はほぼ両者の積によって決定されることを示す.