周波数変換に基づく複素BPFの一設計法

強瀬 敬司  品田 雄治  

誌名
電子情報通信学会論文誌 A   Vol.J77-A   No.11   pp.1590-1592
発行日: 1994/11/25
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Print ISSN: 0913-5707
論文種別: レター
専門分野: 
キーワード: 
複素伝達関数,  周波数変換,  定位相差分波器,  

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あらまし: 
複素係数フィルタを用いることは,設計の自由度の増大,係数感度の低減が期待できることから信号処理の分野で注目されている.本論文では,LPFからBPFへの新しい周波数変換法を提案し,これにより,実信号伝達関数から有用な複素係数伝達関数を得られることを示す.提案する方法は振幅2乗関数に基づいており,ω=0および∞で規準LPFの周波数x=∞に写像可能な複素伝達関数を導出する.このことにより,基準フィルタに分母分子間の次数差で減衰させる通常の型の低減通過フィルタを用いることで,低域および高域で実部および虚部の位相差にかかわらず,十分な減衰を与えることが可能となり定位相差分波器の設計に余裕を与えることが可能となる.