VQひずみに基づく推定コストを用いるDP best-firstサーチの検討

加藤 正治  好田 正紀  伊藤 研司  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J76-D2   No.7   pp.1354-1362
発行日: 1993/07/25
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DOI: 
Print ISSN: 0915-1923
論文種別: 論文
専門分野: 音声処理
キーワード: 
音声認識,  DTW,  最良優先探索,  A*探索,  ベクトル量子化,  

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あらまし: 
DTWによる音声認識をグラフサーチの観点から検討し,best-firstサーチの技法による経路の展開に関して,推定コストを当該格子点以降の入力フレームのVQひずみに基づいて設定して,経路の展開を標準パターンすべてに対して一括して行う,DP best-firstサーチを提案し,単語音声認識における計算量低減の効果を示した.VQ距離に基づく推定コストは,最適解の保証はないものの,符号帳サイズを適切に選べば実用上問題なく,DPビームサーチに比べて計算量低減の効果が大きい.また,補正したVQ距離に基づく推定コストは,A*探索の条件を満たすので,符号帳サイズの大小にかかわらず最適解が保証される.