22GHz帯衛星放送用マルチビームアンテナ電気性能確認モデルの開発

庄木 裕樹  川端 一彰  中塚 大貴  徳永 恭子  織笠 光明  都竹 愛一郎  福地 一  大森 慎吾  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J76-B2    No.5    pp.460-467
発行日: 1993/05/25
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Print ISSN: 0915-1877
論文種別: 特集論文 (次世代衛星通信技術論文特集)
専門分野: アンテナ・中継器
キーワード: 
マルチビームアンテナ,  衛星放送,  22GHz帯,  低サイドローブ,  指向性合成,  

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あらまし: 
22GHz帯を用いた衛星放送システムは,HDTV,ディジタル衛星放送や地域別衛星放送といった新しい衛星放送を実現する上で有効である.しかしその反面,高周波数の利用による電波伝搬上の諸問題,回路素子,アンテナなどの問題がある.この中で特に衛星搭載用アンテナ技術は重要であり,マルチビーム化を行い高利得化を図り,周波数再利用を実現するために低サイドローブ化を行うことが要求される.ここでは高利得化と低サイドローブ化を同時に実現するために,主給電ホーンと副給電ホーンにより構成される新方式の1次放射器を有するオフセットカセグレンアンテナシステムを提案している.また,その1次放射器の励振分布の最適設計を行うための手法として,方向拘束付電力最小化法を応用した指向性合成法を提案している.更に,このアンテナのBBMの開発を行い,22GHz帯衛星放送に利用でき,周波数再利用を実現できるアンテナシステムとして有効であることを示している.