反復伝送を用いたハイブリッドGo-Back-N ARQ方式のトラヒック解析

小松 雅治  林田 行雄  樹下 行三  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J76-B2   No.4   pp.215-224
発行日: 1993/04/25
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DOI: 
Print ISSN: 0915-1877
論文種別: 論文
専門分野: 衛星通信
キーワード: 
誤り制御プロトコル,  ハイブリッドARQ,  Go-Back-N ARQ,  衛星通信,  性能評価,  

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あらまし: 
伝搬遅延の大きな衛星回線におけるデータ通信では,伝送されたデータブロックの誤りがスループット特性と遅延特性を大きく劣化させる.本論文では,データブロックに対する反復伝送機能と誤り訂正符号による誤り訂正能力を備えたハイブリッドGo-Back-N ARQ方式のスループット特性と遅延特性の解析を行っている.そして,数値計算結果より,反復伝送回数と誤り訂正符号の能力が特性改善に与える影響を明らかにし,更に,ハイブリッドGo-Back-N ARQ方式がコピーを反復伝送するGo-Back-N ARQ方式の特性に比べ良好なスループット特性と遅延特性を得ることができること,および,スループットを最大とする反復伝送回数のもとで,負荷の全域にわたって良好な遅延特性を得ることが可能であることなどを明らかにしている.