固定ブロック長(dk)符号の組織的構成アルゴリズム

田中 初一  

誌名
電子情報通信学会論文誌 A   Vol.J76-A    No.8    pp.1224-1233
発行日: 1993/08/25
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Print ISSN: 0913-5707
論文種別: 論文
専門分野: 情報理論,符号理論
キーワード: 
ランレングス制限系列,  d,k)符号,  符号化・復号アルゴリズム,  符号化率,  容量,  符号化効率,  

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あらまし: 
本論文は磁気記録用符号として重要な固定ブロック長(dk)符号の組織的構成アルゴリズムを提案し,符号化率(符号化効率)ならびに符号化・復号アルゴリズムについて検討を行っている.有限ブロック長(dk)符号の符号化率を数値計算した結果,比較的小さなブロック長の場合でも容量にかなり近い値が得られ,ブロック長を無限に拡大した場合の符号化率が容量に一致することも証明している.また有限ブロック長(dk)符号の組織的符号化・復号アルゴリズムを提案し,代数的な符号化ならびに復号が可能であることを示している.更に状態という概念を導入することにより,(dk)符号の拘束条件を損うことなく,符号化効率を大幅に改善でき,容量に極めて近い符号化率を達成できる(dk)符号の構成が可能である.なお,ピークシフト誤り訂正(dk)符号への応用も考えられるが,これは今後の課題である.