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超円柱クラスタによるベクトル量子化
木幡 稔 高木 相
誌名
電子情報通信学会論文誌 A
Vol.J76-A
No.3
pp.281-288 発行日: 1993/03/25 Online ISSN:
DOI: Print ISSN: 0913-5707 論文種別: 論文 専門分野: 音声 キーワード: ベクトル量子化, クラスタリング, 情報圧縮, 音声符号化,
本文: PDF(426.9KB)>>
あらまし:
本論文では,コードベクトル数を削減することにより探索処理量とメモリ量を削減することを目的としたベクトル量子化法を提案する.本方式においては,ある直線を中心軸として超円柱状に形成されたクラスタを用い,入力ベクトルはこの直線との距離が最も近いクラスタに量子化され,その伝送には一つのベクトルと一つのスカラのみを要する.4種類の幾何学的分布とLPCケプストラムを対象とした実験の結果,量子化ひずみ一定の条件では,提案方式におけるコードベクトル数が通常のベクトル量子化に比べて削減されることが確認された.これによって得られるメモリおよび計算量の削減効果について評価を行った.また,スカラ量子化に伴う伝送レートの増加について検討を行った.
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