連体修飾構造を取り扱える名辞論理体系LVPMの完全性

西原 典孝  森田 憲一  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J75-D2    No.4    pp.780-790
発行日: 1992/04/25
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 0915-1923
論文種別: 論文
専門分野: 人工知能,認知科学
キーワード: 
論理,  完全性,  知識表現,  

本文: PDF(603.4KB)>>
論文を購入



あらまし: 
我々は,先に,アリストテレスのSyllogism(定言三段論法)を土台に,連体修飾句をもつ複合名辞を含んだ文を取り扱えるような名辞論理の公理的体系LVPMを構築した.すべての関係を個体間の関係にまで分解して扱う述語論理とは異なり,本体系では連体修飾構造を含んだ複合名辞を名辞記号や動詞記号から構成される構造体として直接的に表現し,推論を行うことができる.本論文では,本体系に対する意味論として与えられたある種の集合論的解釈を用いて,体系LVPMの完全性を証明する.これを,体系LVPMの任意の無矛盾な拡大体系がモデルをもつことを示すことで行う.