動的操作のための回転体形状の変形アルゴリズム

佐藤 誠  沼崎 俊一  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J75-D2   No.2   pp.267-274
発行日: 1992/02/25
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Print ISSN: 0915-1923
論文種別: 特集論文 (マルチメディアにおけるパターンの認識・生成技術論文小特集)
専門分野: 
キーワード: 
形状モデリング,  直接操作,  変形モデル,  人工現実感,  

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あらまし: 
3次元の自由曲面形状モデリングを行うための方法として,計算機の作り出す3次元映像と人間の手指の動きや位置を検出する装置とを組み合わせて,あたかも実在の物体を変形するかのごとく対話的に直接操作することが考えられる.このような技術は人工現実感と呼ばれている.この直接操作のためには3次元自由曲面形状を実時間で,しかも自然に変形させる技術が必要になる.有限要素法は自然な変形をシミュレートすることができるが,計算量が非常に多くなるため実時間での変形は困難となる.そこで,物理的なパラメータの一つである形状内部の体積に着目し,計算負荷の軽い変形手法を考えた.本論文では,回転体を体積一定の条件下で変形させることを考え,自然性を保つために,通常の回転体とシェル形状の回転体にそれぞれ異なるアルゴリズムを提案する.モデリング実験により自然性・高速性について有限要素法との比較を行い有効性を確認した.