ToMマイクロカーネル

萩野 達也  山岸 欣也  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J75-D1   No.8   pp.555-562
発行日: 1992/08/25
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Print ISSN: 0915-1915
論文種別: 招待論文 (並列/分散処理論文特集)
専門分野: OS/言語
キーワード: 
オペレーティングシステム,  マイクロカーネル,  UNIXエミュレータ,  仮想記憶,  

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あらまし: 
現在,分散オペレーティングシステムToMの開発を行っている.ToMは,分散環境に適したプログラミングモデルを提供する.そのために,モジュール,スレッド,ハウス,ユーザ,RPC,ケイパビリティといった概念を導入している.ToMは,移植性を高めるために,必要最小限の機能をマイクロカーネルとして実現し,その他の機能をマイクロカーネル上にユーザレベルのプログラムとして実現している.マイクロカーネルはToM分散オペレーティングシステムのプログラミングモデルをサポートし,これを実現するために設計されたものであるが,他のオペレーティングシステムを実現するためにも十分な機能を備えている.本論文では,ToMマイクロカーネルの特徴をいくつか紹介し,その上で実現されているUNIXエミュレータについて説明する.