非線形増幅ループミラーを用いた半導体レーザ励起フェムト秒エルビウムファイバレーザとその繰返し制御

吉田 英二  木村 康郎  中沢 正隆  

誌名
電子情報通信学会論文誌 C   Vol.J75-C1   No.10   pp.613-621
発行日: 1992/10/25
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 0915-1893
論文種別: 論文
専門分野: 量子エレクトロニクス
キーワード: 
エルビウムファイバ,  ファイバレーザ,  非線形増幅ループミラー,  フェムト秒パルス,  InGaAsP半導体レーザ,  

本文: PDF(655.5KB)>>
論文を購入




あらまし: 
非線形増幅光ファイバループミラーを用いた1.48μm半導体レーザ励起エルビウムファイバレーザを作製し,290フェムト秒の超短パルスを得ることに成功した.本レーザの発振波長は1.56μmであり,出力強度は励起強度20mWの場合,16Wに達する.発振しきい値は50mW程度であるが,発振後,励起強度を10mWに下げても発振を続ける履歴現象を示した.本レーザには出力パルスの繰返しが5MHz(基本周期)から2GHzの間で不規則に変化し,繰返しが制御できない欠点がある.そこで,主ループ共振器長の整数分の1の長さに設定した副ループ共振器を用いる方法を提案し,125MHzの一定な繰返し発振が得られることを示す.