多重波干渉信号の補償可否判定法の検討

貝塚 俊之  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J75-B2   No.3   pp.163-170
発行日: 1992/03/25
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DOI: 
Print ISSN: 0915-1877
論文種別: 論文
専門分野: 衛星通信
キーワード: 
無線通信,  干渉補償,  多重波伝搬,  補償可否,  

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あらまし: 
衛星通信用地球局に混入する地上無線局からの干渉波を補償する干渉補償装置を用いて干渉補償を行うとき補償不可能な場合があることを発見し,その原因を実験的に明らかにした.この結果,その原因は多重波伝搬などによる両アンテナ入力信号間の周波数特性の違いによることがわかった.更に,到来する干渉波が補償可能か否かを判定する方法を提案し,その有効性を実験的に確認した.すなわち,補償不可能な干渉波であるか否かは,干渉波の受信電界強度の変動量によって判定可能である.また,形状の一定したスペクトラムをもつ信号があれば,その形状のひずみによって判断できる.これにより,干渉補償装置の適用条件および適用限界を明らかにした.