ビデオコーデック用誤り訂正LSIの構成法に関する一考察

吉田 英夫  中村 隆彦  時田 俊雄  山岸 篤弘  

誌名
電子情報通信学会論文誌 A   Vol.J75-A    No.8    pp.1267-1273
発行日: 1992/08/25
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Print ISSN: 0913-5707
論文種別: 特集論文 (情報理論の通信システムへの応用論文小特集)
専門分野: 誤り訂正符号
キーワード: 
BCH符号,  テレビ会議システム,  ISDN,  誤り訂正,  並列化,  

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あらまし: 
狭帯域ISDNでサービスしているテレビ会議システムは,CCITTのH.261勧告により64kbit/s~2Mbit/sの伝送速度に対して(511,493,5)BCH符号の誤り訂正符号化方式が規定されている.一方,現在有線系において,ATM通信網等156~622Mbit/sの広帯域ISDNの研究が盛んに行われている.そこで我々は,160Mbit/sの伝送速度にも対応でき,かつCCITTのH.261の符号化方式に準拠した2ビットランダム誤り訂正BCH符号化・復号LSIを開発した.本LSIはCMOSで高速動作が行えるように入出力操作および内部の動作をすべて8ビットパラレルに処理するアルゴリズムを用いた.また,従来のROMを用いて復号するアルゴリズムに対して,ROMを用いずに逐次的に復号可能なアルゴリズムを開発し回路規模の小さい復号回路を構成した.また,CCITTのH.261の勧告に準拠したテレビ会議システム用に,このLSIと組み合わせて用いるバースト誤り訂正機能およびフレーム同期機能をもったLSIも開発したので併せて述べる.