音源・声道特徴を用いたテキスト独立形話者認識

松井 知子  古井 貞煕  

誌名
電子情報通信学会論文誌 A   Vol.J75-A   No.4   pp.703-709
発行日: 1992/04/25
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Print ISSN: 0913-5707
論文種別: 論文
専門分野: 音声
キーワード: 
話者認識,  テキスト独立,  ベクトル量子化,  時期差,  距離尺度,  

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あらまし: 
ベクトル量子化による話者認識において,声道,音源に関する特徴量を,テキスト独立に,かつ時期的な変動に対して頑健に組み合わせる方法について検討した.本方式には次の三つの特徴がある.第1は,声道,音源に関する特徴量を組み合わせて用いていること,第2は,話者間・話者内のばらつきを考慮した特徴量正規化法の提案,第3は,類似度を計算するための新しい距離尺度,「ひずみ・重なり尺度」の提案である.本方法によるテキスト独立形話者認識実験を行った結果,男性9名の約3年間にわたって収集されたデータに対して,1時期のデータのみで学習を行う条件において,99.0%の話者識別率,98.7%の話者照合率を得た.