課題系列化のための教授方略の特性分析

竹谷 誠  

誌名
電子情報通信学会論文誌 A   Vol.J75-A   No.2   pp.371-381
発行日: 1992/02/25
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Print ISSN: 0913-5707
論文種別: 特集論文 (電子情報通信技術と教育論文特集)
専門分野: 教授設計モデル・教育評価
キーワード: 
授業設計,  課題系列化法,  系列化指数,  教授方略,  

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あらまし: 
授業設計において学習課題系列化する場合,生徒の混乱や負荷をできるだけ軽減できるように配慮しなければならない.そのためには,2次元に構造化された教材を教授方略にのっとり,1次元に系列化しなければならない.本論文では,系列化法に関する先行研究で提案された教授方略の特性を解析すると共に,それらを包括する新しい系列化指数を提案し,パラメータと特性との関係を考察する.また,その結論として,方略の特性と意義・有効性を系統立てて示すことを目的としている.まず,教材構造と系列の記述を行った後,教授方略の指標として,基礎性,下位性,関連性,合前提性,合目標性,脈絡性などに関する指数を整理して示す.同時に,指数間の関係を解析し,指数の特性を考察する.引き続き,教授方略を系列化手順と系列化手続きで記述する.更に,手続き間の関係を解析し,それぞれの教授方略の特性を比較考察する.その結果,従来の指数のパラメータの意味を考察し,それに基づく教授方略の特性と意義・有効性を示す.更に,それらの特性を包括する指数,系列化指数を提案し,特性解析し,その有効性を示す.