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論理演算を用いた連想記憶の一方式
三原 雅章 小林 稔史 山田 通裕
誌名
電子情報通信学会論文誌 C
Vol.J74-C2
No.5
pp.398-403 発行日: 1991/05/25 Online ISSN:
DOI: Print ISSN: 0915-1907 論文種別: 特集論文 (センサとLSIの知的集積化論文特集) 専門分野: 知的LSI キーワード:
本文: PDF(367.2KB)>>
あらまし:
従来の対連想を行うニューロシステムは結合係数が実数であり,そのアナログ性のためディジタル処理を行うLSIには適さなかった.そこで従来の実数体での結合係数の算出法を2元体に適用することにより,論理演算だけで対連想を行う方式を提案する.具体的には,実数での行列演算と2元符号での行列演算が共に結合法則が成り立つことに注目し,はき出し法を2元符号での行列に適用することにより対連想を行う2元符号の結合係数を求めた.このことにより簡略な学習アルゴリズムで,LSI化しやすい対連想を行う方式が得られた.本論文では,まず,従来の実数体での対連想問題の解法を説明し,それを参考に2元体で対連想問題を解く方式を提案する.次に,本方式での対連想問題の解の存在条件を考察し,最後に本方式における雑音除去能力を計算した.
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