磁性半導体を用いた受光素子の基礎特性

関 享士郎  高橋 知広  千葉 茂樹  志田 純一  村上 孝一  

誌名
電子情報通信学会論文誌 C   Vol.J74-C2    No.3    pp.133-138
発行日: 1991/03/25
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Print ISSN: 0915-1907
論文種別: 論文
専門分野: 部品
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あらまし: 
従来の受光素子には,光導電効果,光電子放出効果,光起電力効果および焦電効果などを利用したものがあり,それぞれ実用されている.本論文で述べる受光素子LDは光エネルギーによって磁気特性が変化する焦性形の光磁気変換素子である.LDはフェライト/ルテニウム系磁性半導体に放射吸収物質を塗布したもので,広範囲に及ぶ光エネルギーを吸収して素子温度を上昇させるため,磁気特性であるレラクタンスが増大し,光磁気変換が行われる.また,このレラクタンスの変化を磁気ヘッドで読み出すことにより,光を電圧に変換できる.本素子は,受光部を厚膜にすることにより,その温度依存性を鋭敏にし,光エネルギーを有効に変換することを可能にしている.ここでは,LDの作製と光照射に対する電気・磁気特性について検討し,LDの工学的有用性を考察している.