半導体レーザ励起ファイバ形光増幅器の雑音特性

山田 誠  清水 誠  岡安 雅信  堀口 正治  杉田 悦治  

誌名
電子情報通信学会論文誌 C   Vol.J74-C1    No.4    pp.126-136
発行日: 1991/04/25
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 0915-1893
論文種別: 論文
専門分野: 光エレクトロニクス
キーワード: 


本文: PDF(704.3KB)>>
論文を購入



あらまし: 
ファイバ形光増幅器の低雑音化を目的に,0.98 μmおよび1.48 μm帯LDを励起光源に用いたファイバ形光増幅器の雑音特性を理論的,実験的に検討した.0.98 μm帯LD励起および1.48 μm帯LD励起ファイバ形光増幅器の信号光・自然放出光間ビート雑音から見積られる雑音指数は,各々,3.2 dBおよび4.1 dBであった.また,自然放出光間ビート雑音および自然放出光ショット雑音も1.48 μm帯LD励起に比べ0.98 μm帯LD励起のほうが小さいことが判明した.これらの結果,O.98 μm帯LD励起ファイバ形光増幅器は1.48 μm帯LD励起ファイバ形光増幅器に比べ,低雑音であることを見いだした.更に,各雑音成分の信号光利得依存性,ファイバ長依存性および信号光波長依存性を検討した.各雑音成分は信号光利得を一定にした場合,ファイバ長には無依存であり,信号光利得を増加することにより単調に低減できること,および最大信号光利得を与える信号光波長から波長がずれると自然放出光間ビート雑音および自然放出光ショット雑音が増加することを明らかにした.