同期性および非同期性トラヒックを統合化した統合トレインアクセス方式

林田 行雄  打越 正  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J74-B1   No.12   pp.1018-1028
発行日: 1991/12/25
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Print ISSN: 0915-1885
論文種別: 論文
専門分野: 信号方式,通信プロトコル
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あらまし: 
本論文では,高速回線を用いたリングネットワークに対して統合トレインアクセス方式を提案する.トレインという概念を用いて,それに同期性/非同期性トラヒックを連結することにより統合化を図る.基本的な動作を考察するにあたって,高負荷時,定常状態での回線利用の周期性を見出し,そのサイクル長を導出する.このサイクル長に基づいて,トレイン長,回線利用率,ならびに各トラヒックのアクセス時間間隔について検討する.更に,提案するアクセス方式の特性を明らかにするために,時間付きトークンを用いているFDDIを対象として比較検討を行う.その結果,本方式とFDDIの回線利用率特性はいずれも同一の高い特性を示すこと,ならびに非同期性トラヒックのアクセス時間間隔特性に関しては,FDDIでは増加傾向を示し,本方式では減少傾向を示すことを明らかにしている.