生体磁場計測用1次微分平面型DC-SQUIDグラジオメータ

茅根 一夫  葛西 直子  桐生 昭吾  小柳 正男  賀戸 久  中西 正和  幸坂 紳  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J73-D2   No.7   pp.1054-1064
発行日: 1990/07/25
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Print ISSN: 0915-1923
論文種別: 論文
専門分野: 医用電子・情報
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あらまし: 
SQUID(超伝導量子干渉素子)磁束計を医療用等に役立てるために,磁気シールドルームを用いずに通常の実験室においても生体磁場計測が可能な1次微分平面型DC-SQUIDグラジオメータを開発した.作製した1次微分平面型DC-SQUIDグラジオメータは,15×7.5mm2の1枚のシリコン基板上に薄膜作製技術を用いてSQUID本体と検出コイル,入力コイル,変調帰還コイルを集積したものである.検出コイルは,大きさがそれぞれ6×6mm2の2個の角型ループからなり,そのベースラインは8mmである.最小磁場分解能は白色雑音領域で1.8pT/m/,バランスは1,000ppmより良い.このグリジオメータ磁束計システムを用いて簡易型の電磁シールドルーム内で心磁波,およびアルファ磁波の測定を行い明りょうな信号を得た.