CVスポッティングに基づく連続音声認識における標準パターンの逐次学習法

富久 昭弘
管村 昇
中津 良平

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J73-D2    No.4    pp.512-518
発行日: 1990/04/25
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 0915-1923
論文種別: 論文
専門分野: 音声処理
キーワード: 


本文: PDF(693.4KB)>>
論文を購入



あらまし: 
本論文では特定話者を対象とする音声による日本語入力システムについて,文節単位に発声された音声の認識手法および標準パターンの学習法に関する検討結果について述べる.提案する認識手法は,単音節(CV)を標準パターンとして,連続DP法を用いて連続音声中のCVをスポッティングする方法である.この手法を用いた場合,認識性能はCV標準パターンの構成法に大きく依存する.ここでは認識結果の履歴や入力された音声を利用して標準パターンの削除や追加を逐次的に行い,CV標準パターンを適応的に構成する標準パターンの学習法を提案する.発声者2名による認識実験の結果,初期段階においては62%,65%であった音節認識率が,入力文書6文書(321文節)を学習後は72%,77%に向上し,ここで提案する学習法の有効性が明らかになった.