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3次元ディジタル画像に対する形状補間の一方法
金 秀一 横井 茂樹 鳥脇 純一郎
誌名
電子情報通信学会論文誌 D
Vol.J73-D2
No.11
pp.1830-1841 発行日: 1990/11/25 Online ISSN:
DOI: Print ISSN: 0915-1923 論文種別: 論文 専門分野: 画像・パターン処理 キーワード:
本文: PDF(1.1MB)>>
あらまし:
本論文では,X線CTやMRI等のスライス画像(連続断面像)から切り出した3次元物体形状補間の新しい方法を提案する.本方法はスライス面に垂直な断面群を考え,各断面内での2次元補間図形の集合体により3次元物体を再構成するものである.本方法は以下の特徴がある.(1)関心成分がスライス間で重なりをもつ限り,各スライスから関心領域を抽出しておきさえすれば,補間処理は完全に自動的に行われる.(2)補間された形状はボクセルデータの形式で得られるため,その後の処理が容易である.(3)補間対象図形が分岐をもつ場合にも対処できる.(4)物体内部に穴をもつ場合も対処できる.本論文ではまず,3次元形状補間法を紹介し,次に,人工的3次元図形および実際のMRI像に対する実験を示すことによって本方法の有効性を明らかにする.
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