時分割多重型LANにおけるトークンパッシング方式とその性能評価

石坂 充弘  鹿間 敏弘  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J73-B1   No.1   pp.34-43
発行日: 1990/01/25
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Print ISSN: 0915-1885
論文種別: 論文
専門分野: 信号方式,通信プロトコル
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あらまし: 
リング型のバックボーンLAN上を周回する時分割多重フレームを用いて,パケット交換機能を実現するアクセス方式について検討した.本論文では,このフレームを分割した時分割スロットを連結して長パケットの伝送ができるSlotted Token-Passing方式を提案し,そのアクセス制御アルゴリズムと,リング障害からの回復メカニズムなどを示した.更にISO標準(ISO 8802/5)のトークンリングアクセス法を比較対象として,この提案方式の平均転送時間を数値解析し,ステーション数,送信データ長,伝送速度などの点から通信性能を評価した.その結果,時分割多重リングに適用するパケット交換方式として,提案したSlotted Token-Passing方式はトラヒック負荷に強く,ステーション数が多く伝送路長が長い,高速なLANで有効性が高いことを示す.