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可変長文字列をソートするVLSIのレジスタ転送レベルにおける設計
林 世紀 田中 譲
誌名
電子情報通信学会論文誌 A
Vol.J73-A
No.4
pp.829-838 発行日: 1990/04/25 Online ISSN:
DOI: Print ISSN: 0913-5707 論文種別: 論文 専門分野: アルゴリズムとデータ構造,計算複雑度 キーワード:
本文: PDF(783.6KB)>>
あらまし:
可変長文字列を直接ソートすることが可能なVLSIアルゴリズムが田中により提案されている.本論文では,そのアルゴリズムに基づいたハードウェアソータのレジスタ転送レベルにおける設計を示す.ソータは一つの専用チップと一つの外部メモリから構成される.この専用チップはVソートエンジンコアと呼ばれる.外部メモリの全ワード数をNとする.このVソートエンジンにより,総文字数がN 個以下の文字列の集合をソートすることができる.Vソートエンジンコアのレベル数をLとすると,2L個の文字列をソートできる.Vソートエンジンコアの中のレベルlは,一つの論理セルと2lワードのオンチップメモリから構成される.文字列の入出力は文字単位の逐次転送により行われる.ソート処理は転送と同時に行われ,転送以外の特別な処理時間を必要としない.オンチップメモリと外部メモリのアクセス時間をそれぞれTI,TEとする.一つのデータを転送するのに要する最小時間はmax(2TI,TE)である.総文字数がN 個の文字列の集合をソートするには2N max(2TI,TE)時間が必要である.
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