順序復号を用いる多次元RSA暗号

小林 邦勝  田村 恒一  根元 義章  

誌名
電子情報通信学会論文誌 A   Vol.J73-A   No.11   pp.1867-1871
発行日: 1990/11/25
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Print ISSN: 0913-5707
論文種別: 論文
専門分野: 情報セキュリティ基礎
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あらまし: 
公開鍵暗号の代表的なものであるRSA暗号やRabin暗号を,2次元へ拡張した暗号アルゴリズムが提案されているが,いずれもオリジナルなRSA暗号やRabin暗号を2回用いる場合に比べて計算量が多くなる問題点がある.本論文では,RSA暗号を一般の多次元に拡張するときの暗号アルゴリズムを提案し,このk次元RSA暗号を用いた場合には,オリジナルRSAスキームをk回用いるときよりも計算量が少なくて済み,暗号化と復号化が簡単になることを示す.また,この多次元RSA暗号の安全性はオリジナルRSA暗号の安全性に根拠を置いているので,特殊な場合を除いて,RSA暗号が解読されない限りは本暗号も安全であることを示す.