再帰演算を用いた自然言語変換方式

 博史  松本 一則  黒岩 眞吾  橋本 和夫  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J72-D2   No.12   pp.2080-2093
発行日: 1989/12/25
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 0915-1923
論文種別: 論文
専門分野: 人工知能,認知科学
キーワード: 


本文: PDF(1.2MB)>>
論文を購入




あらまし: 
機械翻訳において処理段階の中央に位置する言語変換に関する一方式の提案である.これは原言語の統語的構文木を直接目的言語の統語的構文木に前者の部分木を単位として変換する方式である.このため本方式はその後段に目的言語生成の演算を必要としない.変換動作は変換対象である原言語の統語的構文木の上位より下位に向かって再帰演算を繰り返しながら行う.本方式の変換規則は上記原言語の部分木の幾何学的構造ならびにこの部分木の原言語の統語的構文木における存在状況を示す属性と,対応する目的言語の部分木の対として記述される.この原言語の部分木にはスコアが付けられており,上記再帰演算の過程でこのスコア体系の中での最適な変換を行うことを図っている.