光切断法による3次元立体形状計測と形状再構成

西野 治彦  秋山 健二  小林 幸雄  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J72-D2   No.11   pp.1778-1787
発行日: 1989/11/25
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Print ISSN: 0915-1923
論文種別: 論文
専門分野: 画像・パターン処理
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あらまし: 
本論文では,光切断法を用いた3次元立体形状入力に関して,三角パッチによるサーフェスモデルの再構成方法,および,形状欠落部分の補完方法を提案する.筆者らが用いた立体形状計測システムでは,対象物体を回転テーブルの上に載せ,スリット光を回転テーブルの回転軸方向に投影し,Δθ回転させるごとに計測しながら,全周囲の形状を入力する.再構成方法は,各回転角度での計測データを折れ線で近似し,各線分の端点から節点を発生させ,隣り合う計測データ上の節点間に三角パッチを生成するものである.この再構成方法により,稜線等の原形状を特徴づける点が保存され,かつ,形状を表現するのに必要なデータ量も圧縮された.また,形状補完方法は,物体を回転させて計測するだけでは欠落する部分の形状を,回転テーブル上への物体の置き方を変えて入力した形状データで補完するものであり,欠落部分の内部に自動的に三角パッチを生成する.本形状補完方法により,回転テーブルを用いる入力方法で,欠落部分のない完全な立体形状を生成することが可能となった.