分離符号を用いたセルフチェッキング組合せ回路の一構成法

南谷 崇  内田 雅敏  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J72-D1   No.12   pp.902-910
発行日: 1989/12/25
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Print ISSN: 0915-1915
論文種別: 論文
専門分野: フォールトトレランス
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あらまし: 
セルフチェッキング論理回路が備えるべき基本的な性質は,「回路内部の故障に起因して出力に生じる最初の誤りは必ず検出可能(Strongly Fault Secure,略してSFS性)」であり,「故障が検出されるまでは外部からの誤り入力は必ず出力側へ伝えられる(Strongly Code Disjoint,略してSCD性)ことである.このSFS性とSCD性を同時に有する論理回路は,自分自身の故障検出ばかりでなく,入力側に現れる誤りをも出力側で検出することができるので,セルフチェッキング論理回路として理想的であるが,これまでその組織的な構成法についてほとんど研究されていない.本論文では,任意の論理関数が与えられたとき,それをSFS性とSCD性を有する組合せ回路として実現する組織的な方法を示す.この方法では,入力と出力が分離符号で統一的に符号化されるため,これらの論理回路の多段接続において各段間インタフェースでの符号変換は不要となる.