ETS-V搭載移動体通信実験用トランスポンダの設計と特性

近藤 喜美夫  浜本 直和  石出 明  星野尾 一明  山田 重雄  二川 憲夫  玉井 保男  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J72-B2   No.7   pp.343-350
発行日: 1989/07/25
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Print ISSN: 0915-1877
論文種別: 特集論文 (移動体衛星通信小特集)
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あらまし: 
昭和62年8月打ち上げられたETS-Vは我が国初の移動体通信実験用のトランスポンダを搭載している.このトランスポンダでは移動体通信を目的として衛星のEIRP,G/Tを上げるためLバンドのマルチビームアンテナを採用しているほか,30WのLバンドHPA,低雑音増幅器,SAWフィルタ,高安定局部発振器等を開発,使用している.また小形の移動体局からの低レベル信号を受信し比較的高レベルで送信するため従来にない高利得中継器を構成し,EMC設計等に注意した.トランスポンダとしてLバンドでのG/Tは-4dB/K,EIRP35dBWが得られた.トランスポンダは軌道上で良好な特性を示し設計が十分であったことが確認された.