タンデム型Stop-and-Wait ARQ方式におけるバッファリングの効果

杉町 信行  林田 行雄  吉田 良教  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J72-B1   No.5   pp.429-437
発行日: 1989/05/25
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Print ISSN: 0915-1885
論文種別: 論文
専門分野: 交換,通信処理
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あらまし: 
本論文では,種々のARQ方式の内で最も基本的なStop-and-Wait ARQ方式のスループット性能を向上することができるタンデム型Stop-and-Wait ARQ方式に関するバッファリング効果について考察する.まず,中継再送用バッファのない標準型Stop-and-Wait ARQ方式についてまとめ,次いでタンデム型への拡張を行う.更に,中継再送用バッファを設けた場合のスループットを表す厳密式を導出する.その結果,バッファサイズが1個の場合はタンデム型と標準型の間には,パケット伝送成功確率に関してトレードオフが存在することを示す.また,バッファサイズが2個以上の場合は,その数を増やすほどスループット特性が改善されることを示している.最後に,スループットの改善率を定義し,バッファサイズとの関係を示している.