改良型Stutter Go-Back-N ARQ方式の特性解析

小松 雅治  林田 行雄  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J72-B1   No.12   pp.1141-1149
発行日: 1989/12/25
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Print ISSN: 0915-1885
論文種別: 論文
専門分野: 信号方式,通信プロトコル
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あらまし: 
従来,ARQ方式の研究では,高スループットを実現することを目的として多くの方式が考えられてきた.特に,同一パケットを複数回連続送信する方式は高スループットを実現することが明らかになり,また,トラヒック解析によってこれらの遅延特性が優れていることも明らかになっている.一方,Towsleyは回線のアイドル期間を有効に利用するStutter Go-Back-N方式を提案している.この方式の特徴は,パケット誤り率にあまり依存することなく軽負荷における遅延特性が優れていることである.本論文では,パケットの初回伝送時にアイドルスロットを用いてパケットを連続送信するStutter Go-Back-N方式を基本とし,再送パケットを連続送信する改良型Stutter Go-Back-N方式の解析を行い,改良方式がもとのStutter Go-Back-N方式の特徴を維持しながら,高スループットおよび低遅延特性を実現することを示す.