AICを用いた多項式識別関数の構成とシストリックアレーによる情報処理

飯国 洋二  酒井 英昭  得丸 英勝  

誌名
電子情報通信学会論文誌 A   Vol.J72-A    No.8    pp.1309-1315
発行日: 1989/08/25
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Print ISSN: 0913-5707
論文種別: 論文
専門分野: アルゴリズムとデータ構造,計算複雑度
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あらまし: 
多項式識別関数を使って非線形パターン情報処理を行う研究が古くから行われている.その際,いかにして項数を減らししかも正確な識別関数を得るかが問題となる.本論文では,N入力M出力の多項式識別関数において,AIC(Akaike Information Criterion)を使って考慮すべき項を取捨選択し,計算量の軽減,正規方程式の正則性の保証を図る方法を示す.更に,正規方程式の解を効率良く求め,かつAICの計算を簡単にするために,Levinson型アルゴリズムを導入する.これにより,AICを適用しながらM個の正規方程式を解くために必要な計算量が,項数をKとするとO(K3)にできる.次に,本手法を「セブンセグメント」,母音の認識に適用する.ところで,識別関数を使って実際にパターン情報処理をする場合,ニューラルネットワークに代表されるように,高速計算するために並列処理する必要が出てくる,そこで最後に,識別関数の計算が,VLSI向き高度並列処理アーキテクチャの一つであるシストリックアレーで実現できることを示す.