並列処理用高水準プログラミング言語Nano-2の設計とその処理系の実現

平原 正樹  荒木 啓二郎  有田 五次郎  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J71-D   No.8   pp.1518-1524
発行日: 1988/08/25
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Print ISSN: 0913-5713
論文種別: 特集論文 (並列処理ハードウェアと言語特集)
専門分野: ソフトウェア
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あらまし: 
プログラミング言語Nano-2は,メモリ共有型マルチプロセッサシステムのための高水準プログラミング言語である.言語のもつ特徴として,(1)呼出し側の封鎖時間の操作が可能で,モジュール配列内のタスクを1度に起動できる返答つき並列手続き呼出しの機能,(2)プログラムの物理的分散に対処するための浮動要素,がある.Nano-2処理系が生成する実行形式プログラムは,高多重並列計算機のプロトタイプHYPHEN C-16上で動作する.処理系実現上の特徴として,(1)メモリ共有の機能をもつ言語を,プロセッサ間結合が回線通信路であるHYPHEN C-16上に実現していること,(2)パイプライン式ローディングを行うことで,処理に要する時間を短縮していること,がある.本論文では,Nano-2言語の設計について述べた後,処理系の実現について報告する.