ゾウリムシの電界融合

畠山 豊正  八木 寛  

誌名
電子情報通信学会論文誌 D   Vol.J71-D   No.11   pp.2466-2473
発行日: 1988/11/25
Online ISSN: 
DOI: 
Print ISSN: 0913-5713
論文種別: 論文
専門分野: 医用電子・情報
キーワード: 


本文: PDF(1.3MB)>>
論文を購入




あらまし: 
Zimmermannによって開発された通常行われている電界融合法を改良して,ゾウリムシの細胞融合が初めて成功したことを述べている.この改良電界融合法は,アルコールで繊毛除去したゾウリムシに対して,前処理として,直流パルスによって細胞膜に適度の異常膜を発生させ,交流電界によって,正または負のパールチェーン(ゾウリムシが互いにその長軸を電界方向と平行または直角にして接触している状態)を作成し,直流高電界によって,接触している細胞膜を融合させる方法である.また,比較のため,の前処理を省略した通常の電界融合法や薬品による方法についても試みているが,それらの方法では,生存している細胞の融合が成功しなかったことを示している.更に,前処理で発生した異常膜がトリトンX-100で処理した異常膜と類似していることを示している.