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多項式変換器の提案とその3次元VLSI化設計
黒川 恭一 相磯 秀夫
誌名
電子情報通信学会論文誌 C
Vol.J71-C
No.12
pp.1634-1640 公開日: 1988/12/25 Online ISSN:
DOI: Print ISSN: 0373-6113 論文種別: 論文 専門分野: 集積エレクトロニクス キーワード:
本文: PDF(643.5KB)>>
あらまし:
ガロア体上で任意の入出力関係を一意的に一つの1変数多項式に変換するという多項式変換をまずとりあげ,その新たな用途としてバイナリーデータのかく乱という幅広い分野に適用可能な基礎技術への応用を提案する.この用途に多項式変換器を用いる場合,VLSI等のハードウェア化が必要不可欠となってくる.そこで,いわゆるVLSIアルゴリズムに適するべく,並列・パイプライン処理化が可能な構成法を検討する.その結果得られた構成法は,一般のVLSI化に適するのみならず,3次元VLSIアルゴリズムにも適していることが明らかになった.すなわち多項式変換器は,3次元VLSIの新たな用途の一つと言える.ちなみに,このような構成法を採った3次元VLSIは,積層高密度集積素子に分類されている.更に上記の構成法に従った,多項式変換器の2次元および3次元レイアウトを行った.そのレイアウト結果を通して得られた2次元・3次元版の比較検討の結果は,3次元化による集積密度の増大および高速化の可能性を示している.
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