面発光レーザ

伊賀 健一  小山 二三夫  木下 進  

誌名
電子情報通信学会論文誌 C   Vol.J71-C   No.11   pp.1493-1500
公開日: 1988/11/25
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Print ISSN: 0373-6113
論文種別: 解説論文
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あらまし: 
基板面に垂直方向にレーザ光を出射する面発光半導体レーザは,2次元レーザアレーや並列光情報処理用光源への発展性を有するため,極めて魅力的な発光デバイスであり,特に,最近,国内外のいくつかの研究機関で水平共振器形,曲り共振器形などを含む研究が開始され,関心を集めている.そのなかで,特に基板と垂直方向にレーザ共振器を形成する微小垂直共振器面発光レーザは,レーザ共振器の長さが光の波長の数倍程度と極めて短く,また,更に横方向の大きさも波長の数倍程度まで微小化することにより,優れた縦モード選択性,低雑音動作,また,極低しきい値動作が期待できると共に,高密度な2次元アレー化が容易であり,並列光情報処理用光源への発展も期待できる.ここでは,筆者らが研究を進めている垂直共振器面発光レーザを中心に,面発光レーザの現状と将来展望について概観する.