2次元TAT画像帯域圧縮装置

谷本 正幸  影山 昌広  村上 昌之  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J71-B   No.7   pp.830-838
発行日: 1988/07/25
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Print ISSN: 0373-6105
論文種別: 論文
専門分野: 情報源符号化
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あらまし: 
画素を選択的に間引くTAT画像帯域圧縮方式は精細さの再現性に優れているので,HDTV(高品位テレビ)の帯域圧縮等,高画質の帯域圧縮への適用が有望である.水平方向に画素の間引き・補間を行う1次元TAT装置については,既に報告した.ここでは,水平方向だけでなく垂直方向にも画素の間引き・補間を行う2次元TAT方式によって,7MHz帯域のカラーテレビ信号をリアルタイムで1/2に帯域圧縮する装置を試作した.1次元装置に比べて,モード数を3から2に減らし,ブロックの大きさを8画素から16画素に増やして,モード情報量を1次元装置の約1/3としたが,動画・静止画共に解像度低下のほとんどない精細な画像が再生できた.再生画像にモードの時間変化に基因するちらつきが見られる場合があったが,ヒステリシスをもつ新しいモード判定方式により,これを抑制することができた.