サービス中断のあるARQ方式の伝送遅延特性

藤井 俊二  林田 行雄   慶一  

誌名
電子情報通信学会論文誌 B   Vol.J71-B   No.4   pp.516-522
発行日: 1988/04/25
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Print ISSN: 0373-6105
論文種別: 論文
専門分野: 信号方式,通信プロトコル
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あらまし: 
本論文では,データ通信システムにおける誤り制御方式として広く用いられているARQ方式において,パケットの回線へのアクセスが常には可能ではない,すなわち優先権の高いトラヒックの割込みやマルチプレクサの故障などによりパケットへのサービスの中断が生ずる場合について,Stop-and-Wait方式とGo-Back-N方式におけるパケットの伝送遅延特性の解析を行っている.伝送遅延分布の母関数を導出し,それを用いてパケットの平均伝送遅延を求め,それがパケット到着分布の平均と分散,パケット誤り率,伝搬遅延ならびにサービス中断時間分布の平均と分散によって与えられることが明らかとなっている.更に,数値例によりサービス中断が平均伝送遅延に与える影響について検討を行っている.